商品構成内容
外観図
接栓部(コネクター部)/ Connector
■バランコネクタ
M-J Connector
WA200シリーズ・T2FD型アンテナとは?
一般的なアンテナは定在波型アンテナと呼ばれ、アンテナエレメントに給電される進行波と、先端で反射して戻る反射波により生ずる定在波を利用し共振させ効率的に電波を放射します。
しかし周波数帯域は狭く共振周波数の5%程度しかありません。これは共振周波数を外れると進行波と反射波が打ち消しあってアンテナ性能を大幅に低下させてしまうのが原因です。
T2FDは給電点の対称位置で終端することにより、反射波を抑え定在波を発生させないようにしているので共振周波数はありません。このことより進行波型アンテナと呼ばれることもあります。
弊社WA200シリーズもいわゆるT2FD型アンテナですが、最適な終端インピーダンスと独自のハイレシオバランの組み合わせにより、適度な反射波割合を持たせ、より使いやすく設計してあります。ダイポールアンテナと比較すると、ダイポールアンテナの共振周波数においては効率が若干劣りますが、共振周波数以外では圧倒的に優れた特性を持ちます。
WA201は、HF帯フルバンドが連続して送受信使用ができるので、世界中のHF業務無線局や通信社、官公庁等で使われています。1.8MHz~28MHzまで10のアマチュアバンド、その間に数多くある業務通信・放送バンド、一本のWA200シリーズで新しい世界にトライすることが出来ます。
WA200シリーズ
型名 | 周波数[MHz] | 耐入力 | インピーダンス | VSWR | 全長 | 同軸ケーブル |
WA201 | 1.8~30 | PEP 280W | 50Ω | 2 | 約25m | |
WA201A | 1.8~30 | PEP 280W | 50Ω | 2 | 約25m | 〇 |
WA201F | 1.8~30 | PEP 280W | 50Ω | 2 | 約15~25m | |
WA201FA | 1.8~30 | PEP 280W | 50Ω | 2 | 約15~25m | 〇 |
W202 | 3.5(1.8)~30 | PEP 280W | 50Ω | 2 | 約15.5m | |
WA202A | 3.5(1.8)~30 | PEP 280W | 50Ω | 2 | 約15.5m | 〇 |
WA203 | 7(1.8)~30 | PEP 280W | 50Ω | 2 | 約8.5m | |
WA203A | 7(1.8)~30 | PEP 280W | 50Ω | 2 | 約8.5m | 〇 |
*()内の周波数は使用可能な周波数。
*WA201F/WA201FAは全長を15~25mの間で自由に設定可能。
*PEP 150W W100シリーズ(T2FD)もございます。
*PEP 500W WAシリーズ(ワイヤーダイポール)もございます。